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北海道といえば、「玄関フード」のある家がおなじみ。しかし、すでに設置されておるお宅ではどのように活用されているのでしょうか?また、今の住宅は玄関フードがないケースも増えているようですが、現代の性能で玄関フードが必要かどうかについても解説していきます。
そもそも玄関フードとは何か?というと、昭和50年代ごろから広まったと言われる雪国特有の住宅設備です。「風除室」とも呼ばれ、昔は気温が下がった朝などに多かった玄関が凍る、といった現象を防いでくれました。
特徴は玄関ドアを包み込む、温室のような透明壁。風が直接入り込むのも予防できるため、雪国でなくとも台風の多い地域ではスーパー、ドラッグストアなどで見たことがある方もいるかもしれませんね。
基本的には玄関の凍結や、冷たい風が直接入ってくるのを防ぐ目的で設置される玄関フード。しかし、実は以下のような活用方法もあります。
除雪グッズ置き場
まず、玄関フードに除雪グッズを置くのが定番の使い方。朝起きたら外が真っ白で、雪かきをしないと玄関から出られない!という場合には、外と繋がる場所に除雪の道具を置いておくのが便利ですよね。外まで取りに行かなければならない、という手間もありませんから、雪かきに対する億劫な気持ちも軽減されるのではないでしょうか。
食材まで!物置としても使える
雪で外出がしにくくなると、外の物置とも行き来がしにくくなります。捨てなければならないゴミや、野菜や漬物など冷蔵庫に保管すると凍りやすい、けれど外にも置いておけない…といった食材なども溜まりがちに。そんな時、玄関フードがあると内側に置いておけるので、室内を圧迫することもなく快適なのです。
そんな風に雪国での生活を支えてくれる玄関フードですが、昨今では設置しない家も増えているとか?一体なぜなのか、確認してみましょう。
高気密・高断熱の家が増えたため、玄関フードの
必要性が下がった
理由のひとつとして、まず高気密・高断熱にこだわった新築住宅が一般的になったことが挙げられます。特に北海道の住宅メーカーは雪国における家づくりに特化した会社が多く、エアコンや床暖房だけで快適に過ごせる住まいを建てることができるため、玄関が凍るリスクも低くなったのです。
見た目の印象も変わりますから、デザイン的に不要、という考えの方もいるかもしれません。
玄関フードの設置は、ライフスタイルに合わせて
検討しよう
とはいえ、玄関フードは前述した通り物置としても活用できます。雪や風が直接入って来ないだけで頼もしく感じられる面もあるので、少しでも「便利かも…」と思うのであれば、設置を検討してみても良いのではないでしょうか。
「家に対するご要望をお伺いするだけではなく、お客様との何気ない会話の中で普段どんな風にお暮らしになられているか、また困っていることは何なのかを引き出し、ずっと住み続けたいと思ってもらえる家を一緒に作っていくことがやりがいです」と語る豊栄建設の西垣さん。そんな西垣さんに家づくりで後悔しないコツを教えていただきました。
理想の住まいを「価格」「品質」「サポート」という3つの指標で実現している地域密着型の工務店でもある豊栄建設株式会社。札幌周辺を中心に施工を行っており、高断熱・高耐震にこだわった住まいづくりが可能です。