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注文住宅を建てた方々からの意見の中で、特に多いとされる後悔ポイントが収納です。ここでは、収納で後悔する方が多い理由と、収納で後悔しないための対策についてご紹介しています。
注文住宅を設計する段階では、その段階での家族構成を基準に収納を検討する傾向があります。ところが中には、世帯人数が増えた(お子様が増えた/高齢の親が同居することになった等)の理由で、収納が手狭になってしまう例が少なくありません。
もとより家族の構成人数は変わらなかったとしても、お子様は着実に成長します。成長につれてモノが増えていくことは自明の理というものでしょう。これこそが、多くの施主が「もっと収納を広く確保しておけば良かった」と後悔するゆえんです。
収納で後悔しないための対策として、以下3つのポイントを押さえておきましょう。
収納と言えば、リビングや寝室、客間などに意識が行ってしまいがちですが、忘れてはならない大事な場所が玄関です。
たとえば1年に1足のペースで家族全員が靴を買った場合、数年で玄関収納は一杯になる可能性があります。加えて、お子様の成長に応じて靴が大きくなっていくことを考えると、玄関収納は余分に広く確保しておくことが理想です。
意外に傘の本数も増えていくものなので、傘置場のスペースも考慮して玄関を設計しましょう。
施主ご自身の過去を振り返ってみて頂ければ分かると思いますが、子供は成長するにつれてモノが多くなっていくものです。小さな頃はおもちゃや計算ドリル程度しかなかったモノも、大きくなれば部活道具や制服、自分の洋服など、様々なモノが増えていきます。
子供部屋に設置するクローゼットは、子供の成長を考えて余分に大きくしておくことが大切です。
家の延床面積に対する収納スペースの比率を「収納率」と言いますが、後悔せず快適に暮らしていける収納率は10%以上と言われています。
一方で多くの住宅の収納率は6~7%ほど。多くの人が収納に後悔していることも無理はありません。
家を建てる際には、「収納率10%以上」という数字を最低ラインに設計してもらうようおすすめします。
収納に後悔しない家とはどのようなものなのでしょうか。豊栄建設のHPに掲載されている事例を確認してみましょう。
引用元:豊栄建設公式HP(https://www.hoei999.co.jp/case/3970/)
引用元:豊栄建設公式HP(https://www.hoei999.co.jp/case/3970/)
引用元:豊栄建設公式HP(https://www.hoei999.co.jp/case/3970/)
収納が多くなると、その分、居住するスペースが狭くなります。しかしながら収納にモノが収まりきれなくなれば、収納代わりとなる家具等を設置しなければならないため、その分、居住するスペースが狭くなります。
同じように居住するスペースが狭くなる可能性があるなら、初めから余裕のある収納を造り付けておいたほうが、見た目はスッキリして良いのではないでしょうか?
注文住宅を検討する際には、「収納率10%以上」という目安を忘れないようにしたいものです。
「家に対するご要望をお伺いするだけではなく、お客様との何気ない会話の中で普段どんな風にお暮らしになられているか、また困っていることは何なのかを引き出し、ずっと住み続けたいと思ってもらえる家を一緒に作っていくことがやりがいです」と語る豊栄建設の西垣さん。そんな西垣さんに家づくりで後悔しないコツを教えていただきました。
理想の住まいを「価格」「品質」「サポート」という3つの指標で実現している地域密着型の工務店でもある豊栄建設株式会社。札幌周辺を中心に施工を行っており、高断熱・高耐震にこだわった住まいづくりが可能です。