老後の後悔編
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ライフステージの変化とともに家に求めるものも変わってきます。簡単に住み替えられない家だからこそ、家づくりをするときは老後を見据えることも大切です。老後に後悔しないための家づくりのポイントを紹介します。
老後に後悔しない家づくりとは？
年齢を重ねると変化するライフスタイル。いつまでも住み続けやすい家にするためには、どんなポイントを押さえて家づくりをすればいいのでしょうか。老後も快適に過ごせる家づくりのポイントを紹介しますので、これから家を建てる方は参考にしてみてください。
脱衣室の作り方
脱衣場はリビングや寝室と比べて冷えてしまいやすく、入浴前後にヒートショックを起こしてしまう人が増えています。断熱性能や機密性を高め、冬場でも極端に温度変化が起きないような工夫は重要です。
また、介護が必要な年齢になってくると、脱衣所の狭さが気になるようになります。広めに脱衣所を作ったり、棚など配置を考えたりして、二人以上でも窮屈にならない作りにするといいでしょう。
ゲストルームを作る
お子さんの帰省や将来介護が必要になった際のことを考えて、ゲストルームは作っておきましょう。
まだお子さんが一緒に生活しているのであれば、子ども部屋を作ることが多く、お子さんが巣立ってからはそのスペースをゲストルームとして使えます。ただ、お子さんが巣立った後に建て替えをする場合は「夫婦二人で過ごせれば十分」とゲストルームを作らない方も多いです。
一部屋余裕を持たせておけば、将来体が思うように動かなくなった時でも、介護してくれる方の負担を減らせます。
玄関周りの作り方
最近は段差がない玄関も増えてきていますが、スペースや土地の関係で段差がある玄関になってしまうことは多いです。今はなんの問題がない段差でも、足腰が弱ってくると大きな負担になってしまいます。玄関の段差はなるべく作らず、床の素材は雨や雪でも滑りづらい素材を選びましょう。また玄関前に車を横付けできる作りにしておけば、通院やお出かけに送り迎えが必要になった時でも負担が減らせます。
玄関のドアは開き戸の方がデザイン性や機密性が高いのですが、少ない力で開閉できる引き戸の方が将来的には負担がありません。
土地の選び方
傾斜がある土地や、道路よりも高い場所にある土地は、将来転倒リスクが高くなってしまいます。道路との高低差がなく、水平な土地であれば、外構工事にかかる費用が抑えられるので経済的です。
ただし、水害リスクのある場所なのであれば、道路より高い場所にある土地を選んで水害時の被害を抑えられます。土地の条件も考えながら、土地選びをしましょう。
先のことを見据えて後悔のない家づくりを
家を建てるときはどうしても「今」を考えてしまいますが、お子さんが巣立った後、老後とライフスタイルは大きく変わっていきます。今のことも先のこともしっかり考えた上で間取りや設備を決め、後悔のない家づくりをしましょう。
豊栄建設株式会社 営業 西垣さん
「家に対するご要望をお伺いするだけではなく、お客様との何気ない会話の中で普段どんな風にお暮らしになられているか、また困っていることは何なのかを引き出し、ずっと住み続けたいと思ってもらえる家を一緒に作っていくことがやりがいです」と語る豊栄建設の西垣さん。そんな西垣さんに家づくりで後悔しないコツを教えていただきました。
理想の住まいを「価格」「品質」「サポート」という3つの指標で実現している地域密着型の工務店でもある豊栄建設株式会社。札幌周辺を中心に施工を行っており、高断熱・高耐震にこだわった住まいづくりが可能です。