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デザインや設計と同じように、暮らしはじめてから後悔することの多いのが設備の問題だと言われています。設備は生活と大きく関わってくる部分ですから、建築中に気づきにくい傾向もあるようです。では早速、設備にまつわる先輩たちの後悔ポイントを見ていきましょう。
まず「冷暖房が利きにくい…」「エアコンが部屋全体に行き渡らないから、温度を調節したりストーブを使ったりで光熱費がかかる!」という失敗談があります。これはなぜ起こってしまうのでしょうか?
気密性や断熱性、間取りなどに注意が必要です
冷暖房効率が悪い理由は、主に気密性や断熱性の低さにあります。これはハウスメーカーによっても規定がありますが、特に開放的な間取りを選ぶと冷暖房が利きにくくなる傾向があるので、注意しなければなりません。
しかし、昨今ではLDKを一体にしたような開放的な間取りも人気がありますから、気密性や断熱性に関するデメリットを防ぐ工夫について、まずは施工会社に尋ねてみてください。吹き抜けにシーリングファンを設置したり、間仕切りを造ったりすることである程度軽減できる可能性もあるでしょう。
次に「コンセントの数が足りなかった」「コンセントの場所が悪すぎて、暮らし始めると不便」といった意見も。これはどのように改善できるでしょうか?
コンセントを使う家電は、意外と多いものです
冷蔵庫やテレビなどの電化製品はもちろん、ワイヤレスではないパソコン、モバイル機器などコンセントを使う家電は意外と多いもの。そのため、いったんお手持ちの家電を整理して「コンセントはいくつ必要か」を考えてみてください。
また、コンセントの場所が家具で隠れないか?も重要です。せっかく用意したコンセント穴が使えない、となってしまうと不便ですから、しっかり確認しましょう。
窓周辺の設備に関しても、後悔の声が聞かれます。「大きい窓に憧れてデザインしたけれど、お気に入りのカーテンが使えなくなってしまった」「トイレやバスルームの窓の位置が隣の家から丸見えの場所だった…」などの問題ですね。窓の大きさや位置は、どのように確認すれば良いのでしょうか?
家を外から見て、環境や適した窓のサイズを
決めましょう
窓の配置を決める際、大切なのが「外からどう見えるか」です。土地をよく確認し、どういう向きで家を建てればプライバシーを守れるかを考えましょう。特にトイレやバスルームの窓は通常より小さいですから、少し動かすだけで視線を逸らせる可能性もあります。
また、サイズは「一般的な基準に沿っているか」がカギ。個性的な窓はカーテンやブラインドを特注せねばならないこともあるので、それも含め検討してみてください。
「洋服が意外と多くて、クローゼットに入りきらない!」「子どものおもちゃを入れる場所がない…」「シューズクロークに靴が入らず、いつも玄関が散らかっている印象になってしまった」という例も少なくありません。収納のポイントを教えていただけないでしょうか?
使う場所に収納を設置する、が基本です
LDKや自室の広さを重視した結果、収納スペースが足りない!と後悔してしまったケースもありますよね。では、収納はどこに増やせば良いのか?というと、基本的には「そのものを使う場所の近く」に設置するのがおすすめです。
靴が多ければ土間収納を増やす、洋服は着替えを行う場所にまとめる、お子さんのおもちゃは子ども部屋やリビングの収納に…など、生活動線に沿ってシミュレーションを行ってみましょう。
生活必需品のひとつであるトイレ。しかし、トイレの場所も意外と大事なポイントのようです。「リビングに近すぎて、音が聞こえていないか不安になる」「寝室がある2階にもトイレがあった方が便利だったかも…」などの声が挙げられました。
ご家族の人数や、来客の頻度と照らし合わせて
みてください
確かにリビングにあまりにも近いのであれば、特に来客時は音が聞こえていないか心配になりますね。また、ご家族の人数が多い場合は、トイレが複数あるとタイミングが重ならず便利なようです。「人数」と「来客の頻度、リビングとの距離」。この辺りをポイントに考えてみてはいかがでしょうか。
バスルームは1日の終わりに疲れを癒す場所ということもあって、こだわりたい方も多いよう。ですが、中には「オシャレだと思ってタイルの壁にしたら、掃除が大変になってしまいました…」との声も。タイル壁って、メンテナンスが大変なんですか?
タイルは、目地に汚れが溜まりやすい傾向が
あるのです
タイル壁はモダンな印象で魅力的なのですが、その分目地にカビや汚れが目立ちやすい傾向もあります。こまめに掃除をするのが難しい場合は、すっきりとした無地の壁にした方がストレスは軽減されるでしょう。また、浴室の壁はカルキ等で白くなりやすいですから、あまり濃い色を選ばないのもポイントです。
部屋のイメージを決める壁紙。しかし、こちらもやはり「デザインや素材をもっと考えれば良かった」と思う方もいるようです。見た目の問題だけでなく、実際に暮らしてみたら意外と傷つきやすい素材だったため、劣化が早い…というパターンも。
サンプルよりも実物は明るく見える、と知って
おきましょう
サンプルを参考に壁紙を選ぶと、思った以上に明るい色になってしまい失敗した、と感じられるケースが多いのです。特に白系の壁紙は明るすぎると落ち着かない印象になってしまうので、想定より一段階暗い色をお選びになるのがおすすめと言えるでしょう。
また、色やデザインだけでなく機能面もしっかり確認しておくことが大切。強度やメンテナンスの方法など、気になる点は業者に尋ねてみてください。
「家に対するご要望をお伺いするだけではなく、お客様との何気ない会話の中で普段どんな風にお暮らしになられているか、また困っていることは何なのかを引き出し、ずっと住み続けたいと思ってもらえる家を一緒に作っていくことがやりがいです」と語る豊栄建設の西垣さん。そんな西垣さんに家づくりで後悔しないコツを教えていただきました。
理想の住まいを「価格」「品質」「サポート」という3つの指標で実現している地域密着型の工務店でもある豊栄建設株式会社。札幌周辺を中心に施工を行っており、高断熱・高耐震にこだわった住まいづくりが可能です。