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家づくりに欠かせない外構。しかし、雪国なのに積雪に無防備な外構を造ってしまった場合、雪かきをしないと歩くことも車を出すこともできず、近隣とトラブルになるリスクも高まります。そこでここでは、雪国での外構(エクステリア)づくりのコツをご紹介しましょう。
まず、外構の舗装を行う方も多いと思います。一般的には土や砂利、コンクリート(アスファルト)、タイルなどの種類がありますが、雪国の場合は砂利や土を使用すると雪かきの際に散らかってしまい、庭が荒れる恐れもあるようです。
そのため、少なくとも出入りする通路に関してはコンクリートを用いるのがおすすめ。カーポートには土間コンクリート舗装もしておくと、跳ね上がりの際の汚れを防止したり、仕上がりが美しくなったりといったメリットを得られます。
雪国で心配なことのひとつに「自宅に積もった雪が隣家に侵入してしまい、迷惑をかける」というものがあります。雪かきの際、一時的に溜めておいた雪が敷地をはみ出して隣家へ…などといったパターンも多いようです。
そこで設置したいのが「塀やフェンス」。仕切られていれば、隣家とも適切な距離を取ることができますよね。ただし、剛性が低いと雪でフェンス自体が破損するリスクも高まりますので、素材や雪に耐えうる製品かどうかしっかり確認しましょう。
また、雪が溶ける際に起こる沈降力による破損も考えられるため、周辺の雪はこまめに取り除くことが大切です。
敷地の中で、あると便利なのがガーデンライト。暗くなってからの帰宅でも足元が分かりやすいですし、家を見つける目印にもなります。インテリアとしての美しさもあるいっぽう、人が住んでいる住まいだというアピールにもなるため、防犯性能アップにも貢献してくれるアイテムです。
しかし、雪国の場合は「防水性」を意識することが大切。もちろん基本的には雨にも耐えられるガーデンライトですが、雪国だと雪に埋まってしまうリスクがありますから、特に高い防水機能がついているものを選ぶのが良いでしょう。
庭への水やりや洗車、散歩から帰ってきたペットの足元を洗う際などに役立つ立水栓。しかし、雪国の場合は通常の製品だと、水道管の凍結により破裂してしまう恐れもあります。
そのため、凍結対策がなされた「不凍水栓柱」を選ぶのがおすすめ。これは水道管を地中深くに埋めて凍りにくくしたもので、中に残っている水も水抜きハンドルにより排出することが可能です。蛇口もできる限り水を残さない寒冷地仕様のものが出ていますから、不凍水栓柱も含め施工会社に確認してみてはいかがでしょうか。
雪かきをしなければ外に出られないとはいえ、毎日自力ですべて行うのはかなりの手間ですよね。そこで、除雪を助けてくれるのが「融雪システム」。融雪槽やロードヒーティングが一般的となっており、いずれも雪を溶かすことに特化しています。
融雪槽は雪かきの際溜まった雪を素早く溶かしてくれる装置で、ロードヒーティングはセンサーが除雪を判断して自動運転するという仕組みです。特に車が通る場所や来客用の駐車スペースなどにロードヒーティングを設けると、除雪する必要もなく常に快適に。ただしどちらもランニングコストがかかりますので、予算と照らし合わせて検討してみてくださいね。
「家に対するご要望をお伺いするだけではなく、お客様との何気ない会話の中で普段どんな風にお暮らしになられているか、また困っていることは何なのかを引き出し、ずっと住み続けたいと思ってもらえる家を一緒に作っていくことがやりがいです」と語る豊栄建設の西垣さん。そんな西垣さんに家づくりで後悔しないコツを教えていただきました。
理想の住まいを「価格」「品質」「サポート」という3つの指標で実現している地域密着型の工務店でもある豊栄建設株式会社。札幌周辺を中心に施工を行っており、高断熱・高耐震にこだわった住まいづくりが可能です。