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窓は屋外と屋外の接点となる重要な部分です。後悔しない家づくりのためには、外観や間取りなどとあわせて、窓の大きさや位置などを十分に検討する必要があります。
ここでは、豊栄建設監修のもと、窓で後悔しないための家づくりについて解説しています。
窓が透明である以上、外からの視線を考えた大きさや位置を検討することが第一です。また、窓に対して採光や景色の良さを期待することは当然ですが、それらを重視しすぎた結果、通気性が悪くなってしまったという例も多々見られます。
後悔しない窓をつくるポイントについて、3つほど確認してみましょう。
窓の設置に関して最初に考慮すべき点は、隣家との位置関係です。
自宅の窓と隣家の窓が向き合っている、毎日頻繁に「コンニチワ」をすることになりかねません。あるいは、自宅の寝室と隣家の駐車場が隣rり合っていると、深夜に隣家が駐車する音や光で目が覚めてしまうかもしれません。
窓を設置する場合には、まず隣家の窓の位置を確認しましょう。
また、隣家の駐車場に接しないように窓を設置することも大切です。
ほかにも、隣家のキッチンの近くに自宅の窓を設置しないこと(換気扇からもれる料理のニオイが自宅へ入り込んでしまう)、窓の位置を高く設置することなどもポイントになるでしょう。
十分な採光と開放的な空間を作るために、大きな窓を設置する方もいます。大きな窓を設置すること自体には問題ないのですが、設置する場所はよく検討しましょう。
たとえば歩道・車道から見える位置に大きな窓を設置すれば、終日、通行人の視線を気にしながら生活することになるかもしれません。大きな窓を設置するのでしたら、通行人の視線を感じない庭側や中庭側を向くよう設計しましょう。
また、小さな窓に比べると、大きな窓は防犯面も気になるところです。たとえば主な目的が採光でしたら、窓を大きくするのではなく、小さな窓を高い位置に複数設けるなど、他の選択肢も検討してみたほうが良いでしょう。
採光や景色、プライバシーなどを重視して窓を設置した結果、通気性が悪くなったという声も聞かれます。
まず、通気性を考慮する場合には、1部屋に2つ以上の窓を設置することが原則です。なおかつ、窓と窓、または窓と通気口などを対面する位置に設置することが基本となります。のちに設置する予定の家具の位置も考慮し、窓としての機能を十分に発揮できる位置を考えていきましょう。
なお、一般に日本の場合、自然の風は南北に流れる傾向があります。地形的な理由で例外はあるものの、窓や通気口は南北で対面する位置に設置すると良いかもしれません。
注文住宅を建てる際、多くの方は外観や間取り、屋内デザイン、素材などにこだわります。もちろん、それらは非常に大切なポイントとなりますが、後悔しない家づくりのためには、窓にも注目することが大切です。明るさや景観だけではなく、隣家との位置関係や大きさ、通気性なども含め、総合的な視点から後悔のない窓を検討していきましょう。
「家に対するご要望をお伺いするだけではなく、お客様との何気ない会話の中で普段どんな風にお暮らしになられているか、また困っていることは何なのかを引き出し、ずっと住み続けたいと思ってもらえる家を一緒に作っていくことがやりがいです」と語る豊栄建設の西垣さん。そんな西垣さんに家づくりで後悔しないコツを教えていただきました。
理想の住まいを「価格」「品質」「サポート」という3つの指標で実現している地域密着型の工務店でもある豊栄建設株式会社。札幌周辺を中心に施工を行っており、高断熱・高耐震にこだわった住まいづくりが可能です。